こんにちは。浦安市のアロマ&ハーブスクール、ボタニカルヒーリングのSachiです。
今日の関東は天気がグズグズ。
そういう天気になる前の日から体調を崩したり、頭痛に悩まされるという人は多くいるようです。
天気痛とか、低気圧不調とか色々な呼び方があります。
症状は頭痛だけじゃなくて、偏頭痛、神経痛、肩の痛み、首の痛み、腰の痛みといった痛みや、めまいや眠気、気分の落ち込み、うつの悪化、不安が強くなるなどといった症状も出やすいです。
私は雨の日は頭痛と眠気がとにかくひどいです・・・
気づいたら気絶したように寝ていることも・・・
気圧の変化で上記の症状が出るようなのですが、頭痛薬を飲んでも効かないの!というお話をよく聞きます。
それもそのはず・・・(もちろん薬が効く方もいます)
これらの症状は、その人がもともともっていた症状で、普段はあまり重くなかったり気にするほどでもない、みたいな状態。それが、天気に影響されて現れたり悪化します。
天気痛の様々な体調不良を引き起こす原因が
体内の水分バランスの乱れ
ということが、現代の研究から分かりつつあります。
体内に余分な水分が溜まってしまうと・・・
- それが血管拡張や自律神経の乱れの原因になり、だるさ、めまい、気分の落ち込み、うつの原因になる。
- 脳内の血管が拡張して周りの神経を圧迫し炎症を起こし、頭痛になる。
これが天気の良し悪しに左右されて、雨の日前後は体調不良になりやすくなるということですね。
アロマセラピーで天気痛対策
「抗うつ」「抗炎症」「鎮痛」といった今回のテーマである「天気痛」に有効的な作用のある精油が数多くあります。
天気痛をもっている方がアロマセラピーを取り入れることは、有効な選択肢の1つです。
鎮痛薬は数多く販売されているけれど、あくまでも対症療法。
アロマセラピーは、天気痛に関わる原因となる部分の緩和、解消を目的にして取り入れます。
痛い時ももちろん使えるけれど、
「痛いから使う」ではなく、「心身のバランスを調整し、痛くなる原因を解消する」です。
もしかしたら、
あなたに必要なのは睡眠の質を上げることなのかもしれない。
あなたに必要なのはリラックスする環境なのかもしれない。
あなたに必要なのは自分を肯定してポジティブさを持つことかもしれない。
あなたに必要なのは自分の気持ちに正直になることかもしれない。
あなたに必要なのは1人になれる時間かもしれない。
などなど。
天気痛の根本的原因は、あなたの中に根深く潜んでいるのかもしれません。
私がここに「この精油を使うと良いよ!」と言及しないのには理由があります。
天気痛という痛みにフォーカスするのではなく、
人それぞれ、悩みや痛みの状態は違うので
それを「これが良いよ」という、1つの精油で解決につながるとは思えない。
からです。
精油は、ブレンドをすることで相乗効果があるのだけれど、
そのブレンドの種類は千差万別で、カウンセリングをしない限りできません。
例えば、
「眠りのためのアロマ」とかを作ることはできるけど、それが全員にとって最適かというと、違う。
そのブレンドアロマによって「眠る」という目的を達成することはできるけど、根本的解決になっているかというと、違う。
眠れない原因が「ストレスで落ち込んでいる」なのか「どこかが痛いから」なのか「ワーカホリックで交感神経が優位になりすぎているから」なのか、掘り下げないと分からないですから。
だから、アロマカウンセリングってとっても重要!
天気痛1つ取っても、アロマセラピーがきっと役にたつと思います。
一緒に原因追求、しましょう!
では、また〜。