こんにちは。浦安市のアロマ&ハーブスクール、ボタニカルヒーリングのSachiです。
児童や学生の方々の夏休みも終わり、世のママたちはそろそろ通常の日常が戻ってきているのではないでしょうか。
最近、レッスンやアロマカウンセリングでお越しいただく方が、こぞって「これは私のための精油・・・!」と気づきを得ているものがあります。
それは・・・
木-wood-
の精油!
木の精油、と言っても種類はたくさんあります。
シダーウッド、サンダルウッド、ローズウッド、アガーウッド、サイアムウッド、ブッダウッド、ヒノキ、パロサント・・・・・
それぞれ相性はあれど、木の精油に共通しているものは
ストレスを軽減する、信じられないほど強力な癒しパワー
ということ。
深い鎮静作用があり、感情を癒してくれるというまさに
守り神
のような木の精油に助けられています。
それを裏付けるのは、古代からのご先祖さまたちの慣例。
古代の歴史を遡ってみるとシダーウッドやサンダルウッドなどの木は、神聖な儀式やスピリチュアルな儀式において「グラウンディングの力」として尊い存在でした。
さらには、パロサント。
南米で伝統的に「不純物」「悪いエネルギー」を取り除き、幸運を呼び込むために使用されていました。
または、アガーウッド(沈香)。
伝統的に、沈香は精神の明晰性を高め、不安を軽減するためによく使用されました。また、瞑想や精神的な儀式によく使用されてきました。
このように、木という存在は「物質的な世界と無形の領域の間の架け橋」となってくれて、私たちの精神を落ち着かせ、浄化に導いてくれる存在なんです。
今の日本は物質的な豊かさで言えば、とても豊かだと言えます。
欲を言えば、あれがほしいとかこれが足りない、お金がもっとほしい、とかあるかもしれませんが・・・
物質的な世界にどっぷり浸かってしまうと、大切なことを見失います。
人としての優しさ、思いやり、心の余裕、満足した心地よい感情・・・物資的な世界に浸かることで失ってしまう可能性が高い部分です。
反対に、無形の領域とはスピリチュアルな世界。精神世界。
エネルギー、ご先祖様、神様といった目に見えない無形のもの。
物質的な面と真逆のものです。
そして、その無形の世界にどっぷり浸かってしまうと現実から遠ざかり、地に足がつかない状態に陥ります。
現実離れした感覚や、他人との境界線、盲目的になりがち、精神異常など、社会的に調和が取れなくなってしまう可能性が高い部分です。
ただ、どちらも必要な領域です。
偏ってはいけない。
だから、そのバランスをとってくれるのが、木の精油たちです。
木は、地に根を張り、空に向かってどんどん伸びていきます。
大きい木は50mくらいまで成長したり、人間が何人も手を繋いでやっとぐるりと囲めるくらいの太い幹に成長します。
ちょっとやそっとの力では倒れませんし、わたしたちよりもずっとずっと寿命が長く、樹齢2,000年、樹齢9000年、それよりもっと長く生きている木が数多くあります。
わたしたち人間では到底持ち得ない力強さ、エネルギーを持っているんです。
だから、そんな木から取れる精油にも、私たちが持ち得ないエネルギーが満ち溢れていると言えます。
人間が自分で作ることができない栄養素を食事で摂取するように、薬理作用のある芳香成分は植物からいただくしかありません。
森林浴、という言葉があるように森の中や大きな木に囲まれた場所は、言いようのない「安心感」に包まれます。
それは、木々が発する癒しのエネルギーを感じているからです。
昨今、足元がぐらつくような不安感や焦燥感を感じるような日本経済や世界情勢、気候が続いています。
ストレス社会といわれるし、思いやりの少なくなってきた社会の中で生きる私たち。
さらには文明の進化によってコンクリートの世界が広がり、その安心感から遠ざかってしまっている現代人に必要な「木の安心感」。
あ〜私、安心感、足りていないわ〜(泣)
と思った方、いませんか?
自覚した時が木の精油の使いどきだと思いますよ!
地に足をつけるための精油
木の精油は、グラウンディングエネルギーと関連付けられることがよくあります。
私たちの精神を安定させ、地に足を着けるのに役立ち、強さと立ち直りの感情を促進すると言われています。
ストレス、不安、こわばった緊張を和らげたい。
もうちょっと精神的な部分を掘り下げてみましょう。
木の精油には、ネガティブなエネルギーを追い払う「浄化力」や、周りのネガティブから身を守る「保護力」があるとも言われています。
木の精油は「第1チャクラ」の調整に役立つでしょう。
第1チャクラは、私たちが生きていくための「生命力の基盤」となるエネルギースポットです。
それが不均衡になると、不安、不安定、恐れ、恐怖、 逃避、孤独、拒絶、パニック、不眠などといった状態に陥ります。
第1チャクラの活動が過剰すぎると、「こうじゃなきゃならない!」とか「物質的な側面にばかり意識が向く」とか、「表面的な部分しか見えなくなる」とか、思い描いた現実・自分じゃないことに対して「うつ」になったりなどのリスクがあります。満足できない、渇望感が止まらない〜!
そんな時は第1チャクラの乱れを疑います。
うわ〜、自分それかも。
って思った方は、まずはどの種類でも良いので「お好みの香りの」木の精油を手に取ってみましょう。
どっしりと。
地に足をつけた人生を。
自分に安心感を。
自分の人生を自分の足で。
あなたの未来を明るくするのは、あなた自身です。
ぜひ木の精油のサポートで、ポジティブな安心感を自分自身に取り込んで行ってください。
どれが必要かな〜どれが好きな香りかな〜。
それはお気軽にBotanical Healingでお試しください♪
※木の精油は、絶滅危惧の種類が多くあります。
倫理的にサスティナブルに管理・製造されている商品を購入しましょう。
では、また〜。