こんにちは。浦安市のアロマスクール、ボタニカルヒーリングです。
何千年前という古代の時代より、人々は健康な肌を保つため、若々しさを保つため、皮膚のトラブルに対処したりするためなど・・・自然の力に頼ってきました。
その歴史の中で薬草として使用されてきた植物は、生または乾燥したハーブをお茶やティンクチャー(チンキ)として内用に使用したり、局所使用の目的でスキンケアアイテムを作ったりしてきました。
今の時代は、エッセンシャルオイルやハイドロゾルが手に入るので、ハーブだけではない選択肢も増えました。
エッセンシャルオイルを使用すれば、素晴らしい芳香がアイテムに追加され、芳香療法としての利点をもたらしてくれます。
以下は、健康的な肌 (および頭皮) ケアのためのおすすめのハーブ5選です!
■ Calendula
Calendula (Calendula officinalis)カレンデュラ
カレンデュラ(キンセンカ)は、別名ポットマリーゴールドといい、キク科の植物です。
ヨーロッパで「薬効が高い植物」として重用されてきました。
たとえば、
葉:虫刺されや肌あれの塗り薬として、等
花:胃腸の不調、虫下し、黄疸の治療のための飲み薬、皮膚・頭皮の炎症、痒み、乾燥の緩和のための塗り薬として、等
さらには、古代エジプトでは美容オイルとして大活躍し、クレオパトラも愛用していたという逸話があります。
現代では赤ちゃんのおむつかぶれの緩和や、肌の炎症を落ち着かせる目的や保湿の目的で使用されます。
総合的に、スキンケアに最適なハーブです。
■ Chamomile
Chamomile (Matricaria chamomilla)カモミール
カモミールはスキンケアの有効的なハーブとして、何千年も前から記録が残っています。
古代以来、カモミールは特に軽度の炎症や赤みなどを和らげる目的で、スキンケアやヘアケアに使われてきました。
エッセンシャルオイルでもカモミールローマンやカモミールジャーマンなどがあり、痒み緩和や炎症緩和等の目的で重宝されています。
■Lavender
Lavender(Lavandula angustifolia) ラベンダー
ラベンダーも古くからスキンケアハーブとしてとても重宝されてきました。
万能感が満載のこのハーブは、今では最も有名なエッセンシャルオイルの1つとして、ラベンダーの名前を知らない人はいないほどの抜群の知名度を誇っています。
心を落ち着かせ、安眠を促すリラックスの芳香や、スキンケアとして石鹸、軟膏、シャンプーなどさまざまなスキンケアに配合されています。
肌質を問わず、すべての肌タイプにとって良いハーブで、特に毛穴の洗浄やニキビなどの炎症や軽い火傷の炎症に対して使用されています。
■ Peppermint
Peppermint (Mentha x piperita)ペパーミント
ペパーミントの 2 つの主要な化合物はメントール(menthol) とメントン(menthone) です。
ペパーミントといえば「スーッとする」、あの感覚は特別なものです。
ヘアケアとスキンケアに追加することで、さわやかさが強化されます。ペパーミントの自然な洗浄力と冷却作用は、特に脂性肌に向いています。ヘアケアで使用した場合は、頭皮を刺激して血行を促進し、健康な頭皮に役立ちますし、夏であればサッパリした使用感が好まれます。また、フケや頭皮のかゆみのトラブルにもおすすめです。
■ Rosemary
Rosemary (Rosmarinus officinalis)ローズマリー
ローズマリーはシソ科のハーブです。髪と肌全体の健康について長年研究されていて、その実績も確かなものです。
ローズマリーは強力な抗酸化成分であるロスマリン酸が含有されていて、若返りのハーブとして古い歴史から薬として役立ってきました。「若々しさを保つ」ためのハーブです。
香りもスッキリとして使いやすく、料理にもよく使われます。悪魔から守る神秘的な力をもつとされ、「魔除けのハーブ」としても有名です。
皮脂のバランスを整え、炎症や赤みを和らげることを目的としたスキンケアレシピによく使用されます。
また、頭皮を刺激することで髪の成長とツヤをサポートし、フケを減らし、頭皮の健康に役立ちます。
他にもおすすめのハーブはあるのですが、入手しやすいハーブを今回はご紹介しました。
では、また〜。